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速さ
基本1
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「速さ」の意味をしっかり理解して解けるようになりましょう。「速さ」の単位には、「時速」「分速」「秒速」があります。それぞれどういうことか言いますと、
「時速」とは1時間あたりに進むことのできる距離のことです。つまり「時速60km」とあれば、「1時間に60km進むことができるスピード」ということになります。
同じく、「分速」とは1分間あたりに進むことのできる距離、「秒速」とは1秒間あたりに進むことのできる距離を表しています。まずはこのことを徹底的にイメージできるようになりましょう。このような図になります。まずは「時速」です。 |
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同じ時間でどれだけ進むことができるか、ということで「速さ=スピード」は表されます。うんと進むことができるほど、スピードが速いということです。
「分速」 も「秒速」も同様です。同じ時間しか与えられなくても、長い距離を進むことができるものもあれば、短い距離しか進めないものもありますね。これが「速さ」の違いです。距離の単位はkm、m、cmと、いろいろに表されます。(指定がない限り、どれで表してもかまいません。)
「分速」 「秒速」も図に表してみましょう。 |
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これらがしっかりイメージできるようになれば、基本問題は解けます。
では、基本問題をやってみましょう。A、B、Cの3パターンです。 |
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A、B、Cの3つのパターンをまとめるとこうなります。 |
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この3パターンは算数の基本ですね。つまり、算数の基本である「かけ算」と2つのわり算…「等分のわり算」と「とっていくわり算」の意味さえしっかりわかっていれば、「速さ」問題も解けるということなのです。
常に問題の内容を線分図にイメージして解いてみましょう。 |
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