円の面積の応用問題です。代表的なものから、少しだけひらめきが必要なものまでありますので、色のついた部分の面積を頑張って求めましょう。まずは代表的な問題です。ここでは3通りの求め方を解説します。
「問題1」
色のついた部分の面積を求めなさい。 |
「1.全体から白い部分(アとイ)を抜く方法」 |
アとイは同じ形なので、まずアの面積を求めましょう。 |
アは正方形から「色つきの部分(1/4のおうぎ形)」を引いて求めます。
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これを式にすると、
イもアと同じ面積なので、アを2倍したものを全体の正方形から引くと、色のついた部分を求められます。
これを式にすると、
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「2.色のついた部分を直接求める方法」
色のついた部分を図のように2つに分けて、まずアの面積を求めましょう。 |
アは1/4のおうぎ形から、三角形ABCを引いて求めます。
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これを式にすると、
色のついた部分はアの2倍ですので、アを2倍すると色のついた部分を求められます。
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「3.2つのおうぎ形の重なった部分として求める方法」
ウの部分だけが2重になっていますが、ここから正方形1つ分だけを取ると重なっていた部分だけが残ります。
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これを式にすると、
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